50代夫婦と高齢の母が猫と暮らす家

Model Planvol.107

阪急箕面駅から徒歩５分の場所にある、50代夫婦と高齢のお母様、愛猫・ミルクが住む家。ご夫婦が、70代の奥様のお母様との同居をきっかけに築いた住宅です。お母様のご希望は、足腰が衰えてきたので階段の上り下りが少ない住まい。ご夫婦のご希望は、食事は３人で、普段の暮らしは夫婦でゆったり過ごせる住まい。無駄なく空間を使うことでコンパクトでも暮らしやすい住まいになりました。

叶えたかった家族の希望

・高齢の母も猫も自分たちも生活しやすい住まいにしたい
・太陽の日差しを受け、明るい家にしたい
・家族間でもプライバシーは守りたい

泉北ホームからのご提案

ＬＤＫではなくＤＫ+Ｌ
の考え

1階 2階

1階床面積

44.30m2（13.4坪）
2階床面積

35.19m2（10.64坪）

延床面積

79.22m2（23.96坪）
施工面積

88.78m2（26.86坪）
建築面積

44.30m2（13.4坪）

土地が74㎡（22.39坪）以上あればこのプランの家が建てられます。※建ぺい率60％で算出しています。

1母の活動範囲は「一階だけ」が基本: お母様の生活には、ご自身だけで移動できる空間をつくることが大切です。上下移動など室内での活動が億劫になる間取りにしてしまっては、移動が減り、足腰の衰えが進行してしまう恐れがあるためです。
今回は、１階で生活が完結できる間取りを考えさせていただきました。玄関、水廻りにお料理、食事、くつろぎと就寝。場合によっては、ＬＤＫとしても使えるＬ型配置を考えました。玄関手前以外は壁を設けていないので、愛猫も１階で自由に過ごせます。

2明るい家にするため部屋を南側に！: 道路が南側にある土地では、玄関を南に設け、その横にリビングの掃き出し窓を設置することが多いです。今回は限られた間口の中で、お施主様がご希望される明るい家を実現するため、玄関を側面の北西に計画しました。それにより南側に大きな窓を２ヵ所設けることができました。１階はＤＫとお母様の部屋、２階はリビングとご夫婦の部屋が南に面すし、明るい家となりました。間仕切りも少ない住まいですので、家の奥まで自然光が届きます。愛猫の日向ぼっこスペースもたくさんあります。

3“ＤＫ+母の部屋”と“Ｌ+夫婦の部屋”の提案: これまで夫婦で生活を送り、今回新たに妻の母と新たな生活が始まるご夫婦。食事も団らんも母と共に過ごすことも考えましたが、生活時間が異なるため、食事は共に、それ以外はそれぞれでも過ごせることをプランに組み込むこととなりました。お母様は１階のみで生活を送れ、ご夫婦は１階・２階を使うことでプライバシーを確保しました。